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東京・南青山のフラワーショップ
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品種紹介
2020年7月10日 更新
最近お店にお迎えした生花の名前(品種)をご紹介していきます。
本日は「リシアンサス」です。
別名トルコギキョウ。キキョウとつきますがリンドウ科の植物でキキョウ(キキョウ科)とは関係がないです。リシアンサスも品種改良が盛んで、日本で誕生した品種がたくさんあります。結婚式場などの装花にもよく使われるので、実はよく目にしているお花だと思います。
咲き方もいくつか種類があります。本日の品種は、花びらがフリルのように波打っているボリュームたっぷりなタイプ、フリル咲きです。
「NFアッシュ」NFとは、ナカソネフリンジの略で、長野県千曲市の中曽根健さんが育種*・開発した品種のことです。中曽根さんは世界中で知られるリシアンサス育種の第一人者です。
アッシュは、ライラックとグリーンの中間のような絶妙な色合い。大輪でゴージャスです。
*育種・・・品種を掛け合わせて新しい品種を生み出すこと。
「NFソニック」こちらも中曽根さんが開発された品種。紫と白のマーブルが素敵です。花びらのフリルが繊細で美しいですね。
「アンバーダブルモヒート」続いてはアンバーシリーズ。アンバーは琥珀のことだそうです。ダブルモヒートは、とても涼しげなライトグリーン。モヒートという爽快感のある名前がぴったりです。
「アンバーダブルショコラ」まるでショコラスイーツ!シックなブラウン系のリシアンサスもおすすめです。明るい色の花にポイントで合わせてもよいですし、シックな色でまとめて大人っぽい花束やアレンジメントにするのも素敵です。
「セレブターンレッド」やさしい赤と白の覆色咲きで気品のある色味です。色違いで「セレブターンブルー」という青系もあります。
リシアンサスは現在300品種ほどあるとのこと。このブログでもコンプリートを目指してがんばります・・・!